フラット化する世界(下)
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今回ご紹介するのは「日本経済新聞社」から発売されているフラット化する世界(下)です。
お値段は ¥ 1,995 です。
購入者の感想はこちら↓です。
必読上巻では現在世界ので何が起こっているかを詳細に説明していた。
そして下巻では、ではどうやってグローバル化の脅威に対応するかを提言している。
上下巻を読んで、世界がダイナミックに変化していることを痛切に感じた。
世界は大きく変化している。日本においても「これまでの日本」がこれからも続くとはとても考えられない。
戦後以来の大きな変化が必要であると強く感じる書である。
グローバル化にどう向き合うか?著者は前著『レクサスとオリーブの木』で有名なニューヨーク・タイムズのコラムニスト。
本書は、『レクサスとオリーブの木』の続編にあたる。グローバル化と情報革命によって現
出しつつある世界を、「フラット化する世界」というレトリックの下に様々な事例を直に取
材しつつ描き出していく。
上巻では「フラット化」しつつある世界の現状と、「フラット化」の要因にページが割かれたのに対して、下巻では「フラット化」に米国や発展途上国、企業、個人がどう対処していくかということが論じられている。
特に興味深かったのが、第五部「地政学とフラット化する世界」。フラット化時代の紛争要因について著者の見解が論じられる。著者も言うように「フラット化」はいいことばかりではなく、「闇の勢力」にも権能を授ける。この問題にどう対処していくべきなのか。この点はグローバル化時代の国際安全保障を考える上で避けることのできない検討事項であろう。
とても読みやすく、かつ面白い。ジャーナリストとしての著者の実力を誇示するかのような好著である。グローバリゼーションに関心のある方のみならず、広く現代世界・社会に興味のある方はぜひ読んでみるといいだろう。
情報化社会の弊害といえるかもフラット化してしまったんです。世の中。
情報を隠匿することで、昔の世界に戻れなくなったのです。
自分の立場が、というか社会的地位がそれだけで成り立っていた人は、大変ですな。
では、どうしましょう?どう、生き残りましょう?というのが、下巻の話し。
いきなり、やりたいことをやれ!と、北方健三先生もビックリなことが書かれています。
元も子もないですけれど、意味はよくわかります。
だって、世の中は・・・
ダレにでも出来ること
もしくは
あなたにしかできないこと
の2種類だけになってしまったのですから。
だから、あんたにしかできないことを探すしかないって話はよくわかります。
そんな本書にはいい言葉がたくさん埋まっていました。
とくに良かったのが189ぺーじにあったこんなフレーズ。
きみの言うフラットな世界では先進・発展途上・低開発という国の区分けは、だんだん使われなくなるだろう。
賢い、より賢い、最高に賢いという分け方をするだろうね。
これは、ロールス・ロイスのCEO、サー・ジョン・ローズのことば。
いい言葉ですね。
この他、261ページにあった、これも良かった。
社会のルールに従って懸命に働けば希望が叶えられる、と信じることが出来れば、1日の収入が2ドルであろうと200ドルであろうと、ミドルクラスだと意識がもてる。
いやはや、階級のない、格差のない社会って、大変なんですな。